「バファリンAはどんな痛みに効くの?」
「胃に負担がかかりにくいって本当?」
「飲み方や副作用が不安…」
バファリンAは、頭痛や生理痛、腰痛、発熱などに使われる解熱鎮痛薬です。有効成分のアスピリンが痛みや熱の原因に働きかけ、つらい症状をやわらげます。また、胃の粘膜を保護する成分が配合されているため、胃への負担に配慮されている点も特徴です。
一方で、15歳未満の方や出産予定日12週以内の妊婦の方は服用できないなど、事前に確認しておきたい注意点もあります。本記事では、バファリンAに期待できる効果や基本的な飲み方、副作用、服用を避けるべき人の特徴まで分かりやすく解説します。
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バファリンAとは

出典:かぜとゆき
バファリンAは、痛みや熱を抑えるために広く使われている解熱鎮痛薬です。有効成分としてアスピリン(アセチルサリチル酸)が含まれており、痛みの元に素早く届いてつらさを和らげるのが特徴になります。
アスピリンは胃への負担が心配されることもありますが、このお薬には胃の粘膜を保護するダイバッファーHT(合成ヒドロタルサイト)が配合されています。この2つの成分の組み合わせにより、高い鎮痛効果を維持しながら、胃に優しい設計になっているのです。
はなせる薬局 薬剤師眠くなる成分が入っていないため、日中の活動や勉強の合間でも服用しやすい点も大きなメリットです。
バファリンAに期待できる効果
バファリンAは、日常的に起こりやすい様々な痛みや、急な発熱に対して効果を発揮します。
つらい頭痛や生理痛、腰痛などの痛みを抑える
日々の生活の中で、締め付けられるような頭痛や、動くのもつらい生理痛に悩まされることはありませんか。バファリンAに含まれる有効成分のアスピリンは、痛みの原因物質であるプロスタグランジンの発生を抑える働きがあります。
これにより、頭痛や生理痛だけでなく、関節痛や腰痛、筋肉痛といった幅広い痛みを改善に導いてくれます。さらに、歯の痛みや神経痛、肩こり痛など、全15種類の痛みに対して効能が認められています。
急な発熱や悪寒をやわらげる
風邪の引き始めなどでゾクゾクするような寒気を感じたり、熱が上がって体が重くなったりした時にもバファリンAは役立ちます。バファリンAには解熱作用があり、高くなった体温を下げて、発熱に伴う不快な症状を軽減することが期待できます。
熱があるときは体力が消耗しやすいため、早めに対処してゆっくり休む環境を整えることが大切です。
はなせる薬局 薬剤師悪寒や発熱時の解熱に活用することで、体が本来持っている回復力を助けるきっかけになるでしょう。
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- 眠くなる成分不含、15歳以上1回2錠・1日2回まで
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※指定第2類医薬品。使用上の注意をよく読み、用法・用量を守って正しくお使いください。15歳未満の方は服用できません。長期連用は避け、服用中に異常を感じた場合は医師・薬剤師にご相談ください。
バファリンAの基本的な飲み方
お薬の力を最大限に引き出し、安全に服用するためには、決められた飲み方を守ることが非常に重要です。
15才以上の成人は1回2錠、1日2回まで
バファリンAを服用できるのは15才以上の方となっており、成人の場合は1回2錠を水またはぬるま湯で飲みます。服用する回数は1日2回までが限度とされているため、それを超えて飲まないように気をつけましょう。
錠剤を取り出す際は、シートの凸部を強く押して裏面のアルミ箔を破り、中身だけを取り出して服用してください。もしアルミ箔を誤ってそのまま飲み込んでしまうと、喉や食道を傷つけてしまう恐れがあるため注意が必要です。
なるべく空腹時を避け、服用間隔を6時間以上あける
胃への負担をより少なくするためには、なるべく空腹時を避けて服用することが推奨されています。食事のすぐ後や、何か軽くお腹に入れた状態で飲むようにすると、胃への刺激を和らげられます。
また、一度服用した後は、次の服用までに6時間以上の間隔をあけるようにしてください。短い間隔で続けて飲んでしまうと、血中の薬の濃度が上がりすぎてしまい、思わぬ副作用が出るリスクが高まるため注意しましょう。
バファリンAを飲み忘れたときの対処法
もしバファリンAを飲み忘れてしまった場合は、気づいた時点で早めに1回分を服用するようにしてください。ただし、次に飲む時間が近いときは、忘れた分は飲まずに1回飛ばすようにしましょう。
最も避けてほしいのは、2回分を一度にまとめて飲んでしまうことです。一気に多くの量を摂取すると副作用が強く出てしまう可能性があるため避けましょう。
はなせる薬局 薬剤師飲み忘れを防ぐためには、目につく場所に置いておいたり、スマートフォンの通知機能を活用したりするのがおすすめです。
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バファリンAの副作用
バファリンAの主な副作用は、以下の通りです。
| 生じる恐れがある副作用 | 症状の特徴 |
| 皮膚のトラブル | 発疹や赤み、かゆみが出たり、青あざができやすくなったりする |
| 消化器の不快感 | 吐き気や嘔吐、食欲不振、胃もたれ、胸やけ、腹痛などが起こる |
| 精神神経系の症状 | めまいや立ちくらみのような感覚が生じることがある |
| 出血傾向 | 鼻血や歯ぐきの出血、便に血が混じるといった症状が見られる |
| ショック(まれ) | 服用後すぐに皮膚のかゆみ、声のかすれ、息苦しさ、動悸が現れる |
| 重い皮膚症状(まれ) | 高熱、目の充血、唇のただれ、広範囲の発疹が急激に悪化する |
| ぜんそく(まれ) | 息をするときにゼーゼー、ヒューヒューと鳴る、息苦しくなる |
気になる症状が出た場合は、医師や薬剤師に相談してくださいね。
バファリンAは何時間空けるべき?
バファリンAは、服用間隔を6時間以上あけることが基本ルールです。1日に2回服用する場合、朝と夜に分けるなど、時間をしっかり確保することで安全に使うことができます。
たとえば、朝8時に服用した場合、次の服用は14時以降になります。夜寝る前にもう一度服用したい場合は、昼の服用から6時間以上経過していることを確認してからにしましょう。
服用間隔が短くなると、血中のアスピリン濃度が高くなりすぎて、胃腸障害や耳鳴り、めまいなどの副作用が出やすくなるおそれがあります。痛みが強いからといって間隔を短くしたり、1回の量を増やしたりすることは絶対に避けてください。
もし服用後6時間経たないうちに強い痛みがぶり返した場合は、自己判断で追加せず、医師や薬剤師に相談することをおすすめします。
バファリンAに関する注意点
バファリンAを服用する際には、副作用や事故を防ぐために守らなければならないルールがいくつかあります。
服用前後の飲酒は避ける
バファリンAを服用する前後は、お酒を飲むことを控えてください。アルコールとこのお薬を一緒に摂取すると、肝臓への負担が増えたり、胃の粘膜が荒れやすくなったりする危険性があります。
お酒の成分が薬の作用に影響を与えてしまい、予期せぬ体調不良を引き起こす可能性も否定できません。
はなせる薬局 薬剤師特に、普段からお酒をよく飲む方は、薬を飲む期間だけでも控えるように意識しましょう。
他の解熱鎮痛薬・かぜ薬・鎮静薬との併用を控える
バファリンAを飲んでいる間は、他の解熱鎮痛薬やかぜ薬、鎮静薬を服用しないでください。これらのお薬には似たような成分が含まれていることが多く、併用することで成分が重複し、副作用が出やすくなってしまいます。
例えば、風邪を引いたからといって、市販の風邪薬とバファリンAを一緒に飲むのは危険です。他のお薬をすでに飲んでいる場合や、病院で処方された薬がある場合は、必ず事前に医師や薬剤師に相談してくださいね。
長期的な連続服用はしない
バファリンAは一時的な痛みを抑えるためのものです。長期間にわたって連続して服用し続けることは避けてください。目安として、5回から6回服用しても症状が改善しない場合は、お薬が合っていないか、別の原因があるかもしれません。
痛みが慢性的に続いているからといって自分の判断で飲み続けると、本当の原因を見逃してしまうことにもつながります。無理をせず適切な医療機関を受診するようにしてください。
症状が改善しない場合は服用を中止して医師や薬剤師へ相談する
バファリンAを数回服用しても痛みが引かなかったり、熱が下がらなかったりする場合は、服用を中止しましょう。その際は、製品の説明文書を持って医師や歯科医師、薬剤師、または登録販売者に相談してください。
我慢して飲み続けてしまうと、胃腸の状態が悪化したり、アレルギー症状が強まったりするリスクもあります。
はなせる薬局 薬剤師専門家に相談することで、現在の症状に適した治療法や、別のお薬を提案してもらえるはずです。
バファリンAの服用を避けるべき人の特徴
以下の条件に当てはまる方は、重大な副作用や事故が起こるリスクが高まるため、服用を控えてください。
・過去に本剤やその成分でアレルギー反応が出た経験がある
・本剤や他の痛み止め、風邪薬でぜんそくが出たことがある
・15才未満のお子さま
・出産予定日から12週以内の妊婦の方
また、以下に該当する方は、服用前に医師や薬剤師に相談が必要です。
・医師や歯科医師の治療を受けている
・妊娠中、またはその可能性がある方や授乳中
・ご高齢の方
・薬によるアレルギーを経験したことがある
・心臓、腎臓、肝臓の病気、または胃・十二指腸潰瘍の診断を受けた
バファリンAに関するよくある質問
バファリンAを使用する上で、多くの方が抱きやすい疑問についてお答えします。
バファリンAは服用後どれくらいで効果を実感できますか?
一般的に、バファリンAを服用してからおよそ30分から1時間程度で効果が現れ始めるとされています。バファリンAは、有効成分のアスピリンが素早く血液中に吸収されるように工夫されており、痛みの元をスピーディーに抑えてくれます。
ただし、効果の感じ方には個人差があり、その時の体調や胃の中の状態によっても前後することがあります。
はなせる薬局 薬剤師飲んですぐに効かないからといって追加で飲んだりはせず、しばらく静かな場所で横になって様子を見てくださいね。
バファリンAを飲むと眠くなりますか?
バファリンAには、眠気を引き起こす催眠鎮静成分が含まれていません。そのため、服用した後にぼんやりしたり、強い眠気に襲われたりする心配はほとんどないと言えるでしょう。
勉強中や仕事中、車の運転をする必要がある場面でも、眠気を気にせずに服用できるのは大きな特徴です。ただし、風邪などで体力が落ちているときは、お薬の成分に関わらず体が休息を求めて眠くなることがあります。
バファリンAに依存性はありますか?
バファリンAの主成分であるアスピリンには、いわゆる麻薬のような依存性はありません。決められた用法・用量を守って使っている限り、お薬が手放せなくなったり、量を増やさないと効かなくなったりするリスクは極めて低いです。
しかし、痛みが起きるのが怖くて毎日欠かさず飲むような使い方は、胃への負担を増やす原因になります。あくまでも「痛みがある時だけ助けてもらう」というスタンスで使うのが、上手なお付き合いの仕方です。
他のバファリン製品との違いは何ですか?
バファリンシリーズには複数の製品がありますが、バファリンAの大きな特徴は有効成分がアスピリン(アセチルサリチル酸)である点です。製品によってはアセトアミノフェンやイブプロフェンなど、異なる痛み止め成分が配合されているものもあります。
バファリンAは、アスピリンと胃を守るダイバッファーHTを組み合わせた、シリーズの中でも非常にスタンダードなタイプです。
それぞれの製品で特徴や副作用の出やすさが異なるため、購入する際はパッケージや説明文書をよく確認しましょう。
はなせる薬局 薬剤師自分にどのお薬が合うか分からない場合は、お店の薬剤師さんに症状を伝えて相談してみてくださいね。
バファリンAは1回何錠?1日何回まで?
バファリンAの用法は添付文書で決められており、成人は1回2錠、1日2回まで、服用間隔は6時間以上あけることが目安とされています。
決められた量を超えて飲んでも効果は高まらず、胃腸などへの負担が大きくなるおそれがあります。数日使っても症状が続くときは受診を検討しましょう。
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まとめ|バファリンAについて正しく理解しよう
バファリンAは、アスピリンの力でつらい痛みや熱を素早く抑えつつ、胃の健康にも配慮した歴史あるお薬です。眠くなる成分が含まれていないため、忙しい日常の中でも使いやすく、多くの人の生活を支えてきました。
しかし、15歳未満の方は服用できない・お酒との併用は避ける、といった大切なルールがあることも忘れてはいけません。
自分の体をいたわり、正しい知識を持って向き合うことが、健やかな毎日を取り戻すための大切な一歩となります。ぜひ本記事の内容を参考にして、バファリンAに関する理解を深めてください。


