「排尿時に痛みがあって、トイレに行くのがつらい…」
「残尿感があって、何度もトイレに行きたくなる…」
「漢方薬なら試しやすそうだけれど、飲み方や副作用が少し不安…」
このような悩みを抱える方もいるのではないでしょうか。尿トラブルはデリケートな悩みだからこそ、誰かに相談しづらく、1人で不安を感じてしまうこともあります。
この記事では、オリウェルに期待できる効果や基本的な飲み方、副作用などについて解説します。薬剤師の監修に基づいた正しい知識を知ることで、今の不安を少しでも軽くし、あなたに合った健やかな毎日を取り戻すためのお手伝いができれば幸いです。
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オリウェルとは

出典:ウエルシアドットコム
オリウェルは、体力中等度以上※1 で、下腹部に熱感や痛みがある方の尿トラブルを改善する漢方製剤です。第2類医薬品※2 に分類され、竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)※3 という漢方処方のエキスを配合しています。
このお薬は、体内の余分な熱を取り除き、炎症を鎮めることで、排尿時の痛みや違和感を整える働きがあります。
はなせる薬局 薬剤師錠剤タイプなので漢方特有の味や香りが苦手な方でも比較的飲みやすく、毎日のケアに取り入れやすいのが特徴といえます。
※1 体力中等度以上:日常生活を無理なく送れるくらいの体力がある方
※2 第2類医薬品:副作用等に注意が必要な医薬品区分
※3 竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう):下半身の熱や炎症による不調に用いられる漢方処方
オリウェルに期待できる効果
ここでは、オリウェルに期待できる効果について詳しく解説します。
排尿痛や残尿感、頻尿などのつらい尿トラブルを改善する
排尿した時にチクチクとした痛みを感じたり、出し切った感じがせず何度もトイレに行きたくなったりするのは、とてもつらいものです。オリウェルは、こうした排尿痛や残尿感、頻尿といった症状の改善に効果が期待できます。
下腹部付近に熱がこもっているような感覚がある場合に、その熱を逃がして炎症を落ち着かせるサポートをしてくれるのです。
尿のにごりや、こしけ(おりもの)の悩みを和らげる
尿の色がいつもより濁って見える場合や、おりものの量が増えて気になるこしけといった症状にも、オリウェルの効果が見込めます。
漢方の考え方では、これらは体の中に余分な水分や熱がたまっているサインと捉えられます。オリウェルに含まれる生薬の働きにより、こうした不調を和らげることが期待できるのです。
漢方処方の働きで下半身の炎症を鎮めて水分の巡りを整える
オリウェルの成分である竜胆瀉肝湯エキスは、9種類の生薬から抽出されています。具体的には、炎症を鎮める作用のあるリュウタンやオウゴン、水分の巡りを整えるタクシャやモクツウなどがバランスよく配合されています。
これらが協力して働くことで、下半身の炎症を抑え、滞っている水分の排出を促すとされています。



身体の中にこもった熱を冷ますことで、尿トラブルによる不快感を根本から和らげてくれるでしょう。
オリウェルの基本的な飲み方
オリウェルの基本的な飲み方として、服用頻度やタイミング、飲み忘れた時の対処法などを紹介します。
大人(15才以上)は1回5錠を、1日3回服用する
オリウェルを服用する際は、年齢に合わせた正しい量を守ることが重要です。15才以上の方は、1回につき5錠を1日3回服用してください。一方で、15才未満の方は服用できませんので注意が必要です。
漢方の成分をしっかりと身体に取り入れるためには、決められた回数を守ることが大切です。毎日決まったタイミングで服用することで、飲み忘れを防ぎやすくなるでしょう。
食前または食間に、水かお湯で服用する
お薬を飲むタイミングは、食前または食間が推奨されています。
食前とは食事の約30分前のことで、食間とは食事と食事の間を指し、食後2時間から3時間程度経った頃のことです。食事の真っ最中に飲むことではないので、注意してください。
また、錠剤を飲む時は十分な量のお水かお湯と一緒に服用しましょう。
オリウェルを飲み忘れた時の対処法
オリウェルを飲み忘れた場合は、気づいたタイミングで1回分を服用してください。ただし、次に服用する時間が近い場合は、飲み忘れた分は服用せず、次のタイミングから通常どおり服用しましょう。
毎日決まったタイミングで服用することで、飲み忘れを防ぎやすくなります。



食前または食間など、ご自身の生活リズムに合わせて続けやすい時間を決めておくと安心です。
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市販薬はお薬によって成分や特徴が少しずつ異なるため、ご自身の体質や症状に合わせて正しく選ぶことが大切です。
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オリウェルの副作用
オリウェルの副作用として、以下のような症状が現れる場合があります。
| 生じる恐れがある副作用 | 症状の特徴 |
| 皮膚の症状 | 発疹・発赤、かゆみが出ることがある |
| 消化器の症状 | 食欲不振、胃部不快感などが出ることがある。また、下痢があらわれることがある |
| 間質性肺炎(まれな重大な副作用) | 階段を上ったり少し無理をしたりすると息切れがする、空せき、発熱などがみられることがある |
| 肝機能障害(まれな重大な副作用) | 発熱、かゆみ、発疹、黄だん、褐色尿、全身のだるさなどが出ることがある |
| 腸間膜静脈硬化症(まれな重大な副作用) | 長期の服用により、腹痛、下痢、便秘、腹部膨満等が繰り返しあらわれることがある |
気になる症状が現れた場合は、無理をせず服用を中止し、医師や薬剤師に相談しましょう。
オリウェルに関する注意点
オリウェルに関する注意点を5つ紹介するので、ぜひ参考にしてください。
1ヶ月くらい服用しても効果がなければ使用を中止し、相談する
オリウェルを飲み始めてから1ヶ月程度経過しても、症状が良くならないと感じる場合は注意が必要です。その場合は服用を中止して、医師や薬剤師、または登録販売者に相談してください。
お薬が体質に合っていない可能性や、不調に別の原因が隠れていることも考えられます。無理に飲み続けることは、かえって身体の負担になってしまうかもしれません。
早めに相談することで、より自分に適した治療法を見つけるきっかけにも繋がります。
長期連用する場合は、自己判断せず医師や薬剤師に相談する
症状が落ち着いてきたとしても、長期にわたってお薬を飲み続ける場合は必ず専門家に確認しましょう。漢方薬であっても、長期間の服用により思わぬ副作用が現れるリスクがゼロではありません。
漫然と使い続けるのではなく、定期的に自分の状態を確認してもらうことが安心に繋がります。



お薬と上手に付き合いながら、健康な状態を維持していくことが大切です。
吸湿しやすいため、服用のつどチャックをしっかり閉める
オリウェルは天然の生薬を原料としているため、湿気の影響を受けやすい性質を持っています。保管する際は、服用が終わるたびにチャックをしっかりと閉めましょう。
湿気を吸ってしまうと、オリウェルの品質が変わってしまい、本来の効果が発揮できなくなるおそれがあります。直射日光の当たらない、涼しくて湿気の少ない場所に保管するのがベストです。
また、濡れた手で錠剤を触るのも避けるようにしましょう。
用法・用量を守り、自己判断で服用量を増やさない
早く治したいという気持ちから、決められた量よりも多くオリウェルを飲みたくなることもあるかもしれません。しかし、自己判断で服用量を増やすことは、副作用のリスクを高めるだけであり、効果が早まるわけではありません。
身体にはそれぞれ適切な成分の量があり、オリウェルはそれを考慮して作られています。定められた用法・用量を厳守しましょう。
医師の治療を受けている人や、ほかの薬を使用中の人は事前に相談する
現在、他の病気で病院にかかっている方や、別のお薬を服用している方は注意が必要です。
服用を始める前に、必ず医師や薬剤師に相談してください。お薬の組み合わせによっては、成分が重なってしまったり、効果に影響が出たりすることがあります。
特に、漢方薬には似た成分が含まれていることも多いため、飲み合わせの確認を徹底しましょう。



お薬手帳を活用するなどして、現在の状況を正確に伝えてくださいね。
オリウェルの服用を避けるべき人・注意が必要な人の特徴
以下の特徴に当てはまる人は、オリウェルの服用を避ける必要があります。
【服用を避けるべき方】
・15才未満の小児
また、以下に該当する方は、オリウェルを服用する前に医師、薬剤師または登録販売者に相談しましょう。
【医師、薬剤師または登録販売者に相談が必要な方】
・医師の治療を受けている方
・妊婦又は妊娠していると思われる方
・胃腸が弱く下痢しやすい方
・今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある方
オリウェルに関するよくある質問
ここでは患者様から寄せられることの多い、オリウェルに関するよくある質問に回答します。
「食間」とは食事の最中に飲むということですか?
食間という言葉を聞くと、食事の最中に飲むイメージを持つかもしれませんが、実は違います。正解は食事と食事の間のことで、目安としては食後から約2時間から3時間経った頃を指します。
胃の中に食べ物がほとんどない状態で服用することで、お薬がスムーズに吸収されるのを助けるためです。食事中に飲んでしまうと、食べ物と混ざって効果が弱まってしまうこともあるので注意しましょう。
オリウェルは毎日飲み続けてもいいですか?
オリウェルは症状がある間は継続して服用いただけますが、漫然と飲み続けるものではありません。
まずは1ヶ月程度を目安に服用し、症状が改善されるか様子を見ることが基本となります。もし症状が改善され、調子が安定してきたら服用を終了しても大丈夫です。
一方で、長期間飲み続ける必要がある場合は、自己判断ではなく医師や薬剤師に相談しながら進めてください。



自分の体調の変化を丁寧に見守りながら、適切なお薬の付き合い方を見つけていきましょう。
オリウェルとボーコレンの違いは何ですか?
オリウェルとボーコレンは、どちらも尿のトラブルに用いられる漢方薬ですが、配合されている処方が異なります。オリウェルは竜胆瀉肝湯をベースにしており、下腹部の熱感や痛みが強い、比較的体力がある方に適しています。
一方、ボーコレンは五淋散(ごりんさん)という別の処方であり、痛みや残尿感などは共通していますが、対応する体質や細かい症状のニュアンスに違いがあります。
オリウェルとフェミニーナの違いは何ですか?
オリウェルとフェミニーナは、どちらもデリケートな悩みに使われますが、使用方法が根本的に異なります。オリウェルは内服薬で、身体の内側から炎症を鎮めて、排尿痛やおりものの悩みにアプローチします。
これに対して、フェミニーナは外用薬(塗り薬)であり、皮膚の表面のかゆみや湿疹を和らげるものです。症状が身体の中からくる違和感なのか、外側の皮膚トラブルなのかによって、選ぶべきお薬が変わります。
オリウェルに依存性はありますか?
オリウェルは、依存性があるお薬ではありません。
漢方薬は身体のバランスを整えることを目的としており、アルコールや一部の精神安定剤のように、お薬がないと生活できないといった状態になるリスクは極めて低いです。そのため、依存を心配して飲むのをためらう必要はありません。



ただし、お薬に頼りきりになるのではなく、症状が良くなったら徐々に生活習慣を見直していくことも、健やかな毎日を送るためには大切です。
まとめ|オリウェルについて正しく理解しよう
オリウェルは、排尿時の痛みや残尿感、頻尿といったデリケートな悩みをサポートしてくれる漢方製剤です。下半身の熱や炎症を鎮めることで、身体の内側から優しく調子を整えてくれます。
すぐに劇的な変化がなくても、用法用量を守って丁寧に服用を続けることで、少しずつ不快感が和らいでいくことが期待できます。もし服用中に不安なことがあったり、1ヶ月経っても変化がなかったりする場合は、一人で悩まずに医師や薬剤師に相談してくださいね。
この記事が、あなたの毎日が少しでも心地よくなるためのきっかけになれば幸いです。


