「生理前後の体が重く、だるさやむくみがつらい」
「頭が重い、めまいがするなどの不調が続いて不安…」
このように、生理に伴う不調や冷え、むくみに悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、漢方処方の当帰芍薬散を配合したルナエールについて、期待できる効果や基本の飲み方、副作用、服用前に確認したい注意点をわかりやすく解説します。
ルナエールを正しく理解し、自分の症状や体質に合うかを判断するための参考になれば幸いです。
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ルナエールとは

出典:パッケージデザイン協会
ルナエールは、ロート製薬が販売している第2類医薬品※1 の漢方薬になります。当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)という漢方処方に基づいて作られており、女性特有のさまざまな不調に寄り添うお薬です。
体力が低下していて冷え症や貧血の傾向がある方に適しており、ジャスミンの香りがするのも特徴の1つです。錠剤タイプなので漢方の独特な風味が苦手な方でも飲みやすい工夫がされています。
生理痛だけでなく、めまいやむくみなど、生理の前後に起こりやすい全身の症状を改善するために広く用いられています。
※1 第2類医薬品:作用や飲み合わせなどに注意が必要な一般用医薬品の分類
ルナエールに期待できる効果
ここでは、ルナエールに期待できる効果について詳しく解説します。
ここでは、ルナエールを服用することで期待できる具体的な効果について詳しく見ていきましょう。
重い・だるい・しんどいといった生理症状を和らげる
生理の時期になると、下腹部の痛みや腰の重さに悩まされる方は少なくありません。ルナエールは、こうした生理痛や月経不順といったお悩みを和らげる働きが期待されています。
漢方の考え方では、痛みや不快感は体内のバランスが崩れているサインだと捉えます。このお薬は、疲労しやすく体がしんどいと感じる方の体質に働きかけ、無理なく症状を改善に導くものです。
毎月のリズムが不安定で困っている場合や、生理中のだるさが抜けないときにも適しています。
血の巡りを良くして、めまいやむくみ、頭の重さを改善する
ルナエールに含まれる当帰芍薬散は、血の巡りを整えるとともに、体内の水分バランスを調整する処方になります。生理前後に足がパンパンにむくんだり、急に立ち上がったときにめまいを感じたりするのは、この巡りが滞っているサインかもしれません。
血行が良くなることで、頭が重いと感じる不快感や、耳鳴りなどの症状も少しずつ和らいでいくはずです。水分の滞りを解消する働きがあるため、体がすっきりと軽くなる感覚を得られる場合もあります。
漢方処方の働きで、冷え症や貧血傾向の体をサポートする
もともと体が弱く、疲れやすさを感じている方や、冷え症で血色が悪いといった悩みを持つ方にもルナエールは適しています。配合されている生薬の力が、不足している血を補い、全身を温めるように働きかけてくれます。
貧血気味で顔色がさえないときや、冬場だけでなく夏場の冷房でも冷えを感じやすい方の体質改善に役立つでしょう。生理の時期以外でも、体力のなさを感じている方の体全体の底上げをサポートする役割が期待できます。
ルナエールの基本的な飲み方
ルナエールの基本的な飲み方として、服用量やタイミングなどを紹介します。飲み忘れた時の対処法なども解説するので、ぜひ参考にしてください。
15才以上は1回2錠、7才以上15才未満は1回1錠を1日3回服用する
ルナエールを安全に使用するためには、年齢に合わせた用法と用量を守らなければなりません。15才以上の成人は、1回につき2錠を服用します。7才以上15才未満の小児の場合は、1回1錠を服用するようにしてください。
どちらの場合も、1日に3回の服用を基本としています。服用するときは、水またはぬるま湯で飲むようにしましょう。
正しく服用を続けることで、お薬の成分が体に馴染み、安定した効果を発揮しやすくなります。
お薬の吸収を良くするため「食前」または「食間」に服用する
漢方薬は一般的に、お腹が空いているときに飲むのが良いとされています。ルナエールも、食前または食間に服用することが推奨されているお薬です。
食前とは食事の30分前くらいを指し、食間とは食事と食事の間という意味で、食後2時間から3時間が目安になります。胃の中に食べ物がない状態で服用することで、生薬の成分が効率よく吸収されやすくなるのです。
ご自身の生活スタイルに合わせて、無理なく取り入れましょう。
ルナエールを飲み忘れた時の対処法
お薬を飲み忘れてしまったときは、気づいた時点でできるだけ早く1回分を服用してください。ただし、次に飲む時間が近づいている場合は、忘れた分は飲まずに、次の回から通常通りに服用を再開しましょう。
一番大切なのは、2回分を一度にまとめて飲まないことです。まとめて服用すると、体に負担がかかったり、副作用が出やすくなったりするおそれがあります。
不安な点があれば、医師や薬剤師に確認すると安心です。
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市販薬はお薬によって成分や特徴が少しずつ異なるため、ご自身の体質や症状に合わせて正しく選ぶことが大切です。
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ルナエールの副作用
ルナエールは体にやさしい漢方薬ですが、体質によっては以下のような副作用が出ることもあります。
| 生じる恐れがある副作用 | 症状の特徴 |
| 皮膚の症状 | 発疹・発赤、かゆみが出ることがある |
| 消化器の症状 | 食欲不振、胃部不快感が出ることがある |
気になる症状が出た場合は服用を中止して医師や薬剤師に相談しましょう。
ルナエールに関する注意点
安全にルナエールを服用するために、いくつかの注意点についても確認しておきましょう。
7才未満の小児には服用させない
ルナエールは、7才以上のお子さまから服用できるお薬ですが、7才に満たない乳幼児には服用させないでください。小さなお子さまは体の機能がまだ十分に発達していないため、大人と同じようなお薬を服用すると予期せぬ反応が起こる可能性があります。
誤って飲んでしまわないよう、お薬は必ずお子さまの手の届かない安全な場所に保管しましょう。もしお子さまの生理痛や体調不良で悩んでいる場合は、自己判断で市販薬を使わず、まずは小児科や婦人科を受診して医師に相談してくださいね。
他のお薬との飲み合わせに注意する
現在、他のお薬を服用している方は、ルナエールを使い始める前に飲み合わせを確認することが大切です。他のお薬の成分と重なったり、互いの効果に影響を与えたりする可能性があるからです。
特に、同じ漢方薬を複数飲んでいる場合や、病院で処方されたお薬があるときは注意が必要になります。市販のサプリメントや風邪薬などであっても、気になることがあれば自己判断せずに専門家へ伝えましょう。
処方箋を受け取るときやドラッグストアで購入する際に、お薬手帳を提示するとスムーズに確認が進みます。
1ヶ月くらい服用しても効果がなければ使用を中止し、相談する
ルナエールを1ヶ月ほど継続して服用しても症状が改善されない場合は、一度服用を中止してください。
そのうえで、お薬の袋や説明書を持って医師、薬剤師、または登録販売者に相談することが推奨されています。長期間服用しても変化がない場合、今の症状に対して別のアプローチが必要な可能性もあるからです。
また、服用中にいつもと違う違和感を感じたときも、我慢せずに早めに相談しましょう。
吸湿しやすいため、服用のつどチャックをしっかり閉める
ルナエールの錠剤は湿気を吸収しやすい性質を持っているため、保管方法には注意が必要です。使用後は袋のチャックを隙間なくしっかりと閉めるように習慣づけましょう。
湿気を含んでしまうと、お薬の品質が変わったり、表面に変色が見られたりする原因になります。また、直射日光の当たらない、湿気の少ない涼しい場所に保管することも重要なポイントです。
濡れた手でお薬に触れるのも避け、常に清潔な状態で取り扱うようにしてくださいね。
ルナエールの服用前に相談が必要な人の特徴
以下に該当する方は、服用を始める前に医師、薬剤師、または登録販売者に相談してください。
【医師、薬剤師又は登録販売者に相談が必要な方】
・医師の治療を受けている方
・妊婦又は妊娠していると思われる方
・胃腸の弱い方
・今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある方
ルナエールに関するよくある質問
ルナエールについて、多くの方が抱きやすい疑問にお答えします。
「食間」とは食事の最中に飲むということですか?
食間という言葉を聞くと、食事の最中だと勘違いしてしまう方もいらっしゃいますが、実際には食事と食事の間を指します。
具体的には、食事が終わってから約2時間から3時間後の、お腹が空いている状態のときを指す言葉です。食事の真っ最中に服用することではないので注意してください。
漢方薬は空腹時に服用することで、成分がスムーズに吸収されるというメリットがあります。正しいタイミングで服用して、お薬の力を最大限に活かしていきましょう。
ルナエールは毎日飲み続けてもいいですか?
ルナエールは、生理の時期だけでなく毎日継続して服用することも可能です。生理痛などの急な痛みだけでなく、体質を整えていくことで不調が起きにくい体づくりを目指すお薬だからです。
ただし、漫然と飲み続けるのではなく、ご自身の体調の変化をよく観察しながら服用することが重要になります。1ヶ月ほど服用を続けても症状が改善されない場合は、一度服用を中止して、医師や薬剤師に相談してくださいね。
ルナエールは服用後どれくらいで効果を実感できますか?
お薬の効果の感じ方には個人差がありますが、漢方薬は一般的にゆっくりと体に働きかけていく性質があります。数日から数週間ほど服用を続けることで、生理中の重だるさやむくみが少しずつ和らいできたと感じる方が多いです。
一方で、体質や症状によっては、もっと早く変化を感じることもあれば、もう少し時間がかかることもあります。まずは1ヶ月程度を目安に、あせらず様子を見ながら続けてみましょう。
ルナエールに依存性はありますか?
ルナエールは、いわゆる依存性が問題になるような成分は含まれていません。そのため、長期間服用したからといってお薬が手放せなくなったり、飲むのをやめたときに激しい体調不良が起きたりする心配はほとんどないといえるでしょう。
不調が改善されて体が安定してくれば、自然と服用回数を減らしたり、卒業したりしていくことができます。
ルナエールとルナフェミンの違いは何ですか?
ルナエールとルナフェミンは、どちらも女性の不調をサポートするお薬ですが、含まれている漢方処方が異なります。
ルナエールは当帰芍薬散という処方で、主に体力がなくて冷えや貧血が気になる方に適しています。水分代謝を整えるため、むくみやめまいに強いのが特徴です。
一方のルナフェミンは、別の漢方処方がベースとなっており、体力が比較的ある方の生理不順や痛みに用いられることが多いお薬になります。どちらが自分に合っているかは、今の体質や具体的な症状によって変わります。
まとめ|ルナエールについて正しく理解しよう
ルナエールは、当帰芍薬散という漢方の力で、生理に伴う痛みや重だるさ、むくみといった多種多様な症状に働きかけます。体力がなく冷えを感じやすい方の巡りを整え、穏やかな毎日を取り戻すサポートをしてくれる心強い存在です。
1ヶ月ほど服用しても症状がよくならない場合は、服用を中止して医師・薬剤師又は登録販売者に相談しましょう。
本記事が、つらい症状を和らげる一助となれば幸いです。


