MENU
  • 医療機関の方へ
はなせる薬局だより
  • 医療機関の方へ
はなせる薬局だより
  • 医療機関の方へ
  1. ホーム
  2. 処方箋
  3. 処方箋は最大何日分もらえる?日数の上限と注意点を解説

処方箋は最大何日分もらえる?日数の上限と注意点を解説

2026 8/25
処方箋
お薬 処方日数 処方箋
2026年8月25日
処方箋は最大何日分もらえる?日数の上限と注意点を解説

処方箋で薬は最大何日分まで出してもらえるのか、長期の処方は可能なのか、向精神薬には制限があるのかなど、気になることは多いですよね。

この記事では、処方箋の日数の上限や制限のある薬、長期処方を受ける際の注意点について、わかりやすくまとめています。この記事を読んだ方に処方日数のルールについて知ってもらうことで、安心して処方箋を活用するための一歩となれば幸いです。

公開状態ではないブログパーツが呼び出されています。
監修者
木下 将吾のプロフィール写真

話せるメディカル株式会社 代表取締役|薬剤師

木下 将吾

6年制薬学部を卒業後、日本イーライリリー株式会社にて糖尿病・成長ホルモン領域のMRとして2年間従事。基礎インスリンから経口血糖降下薬まで幅広い製剤を担当し、多くの専門医とともに糖尿病治療を通じた患者貢献のあり方を検討。現在は、はなせる薬局の管理薬剤師・開設者として、医療機関連携を通じて患者さんへの貢献の幅を広げるべく活動している。

目次

処方箋で薬は最大何日分までもらえる?

処方箋で薬は最大何日分までもらえる?

処方箋で受け取れる薬の日数には、薬の種類によって決まりがあります。多くの薬には上限がない一方で、一部の薬には法律で日数制限が設けられています。まずは基本的なルールを確認していきましょう。

原則として日数上限のない薬が多い

1回の処方箋でもらえる薬の日数は、原則として医師の判断で決められます。生活習慣病の薬や一般的な内服薬などは、特に法律上の日数制限はありません。

そのため、症状が安定している方であれば、30日分や60日分、場合によっては90日分の処方を受けられることもあります。長期の処方は、通院の負担を減らせる点が利点です。

ただし、新しく処方された薬や副作用の確認が必要な薬は、短い日数で様子を見ることが一般的です。

はなせる薬局 薬剤師

担当の医師が体調や治療経過を見ながら、適切な日数を判断しています。

日数制限がある薬もある

一方で、向精神薬や麻薬、新薬などは法律で処方日数の上限が決められています。これは安全に薬を使ってもらうための仕組みで、依存や乱用のリスクを抑える目的があります。

向精神薬とは、睡眠薬や抗不安薬、一部の抗うつ薬など、中枢神経に作用する薬のことです。これらは14日、30日、90日のいずれかの上限が設定されています。

新しく薬価収載された薬は、薬価基準収載の翌月の初日から1年間、原則14日分までの処方となります。詳しくは厚生労働省の資料でも確認できます。

処方日数に制限がある薬の種類

処方日数に制限がある薬の種類

ここでは、具体的にどのような薬に日数の上限があるのかを見ていきます。特に睡眠薬や抗不安薬を使っている方は、ご自身の薬がどの区分にあたるか確認しておくと安心です。

向精神薬の日数上限

向精神薬は、依存性の強さなどに応じて区分があり、それぞれ処方日数の上限が異なります。下の表に主な区分をまとめました。

区分 処方日数の上限 主な薬の例
14日制限 14日分まで トリアゾラム、フルニトラゼパムなど
30日制限 30日分まで ゾルピデム、エスゾピクロンなど
90日制限 90日分まで 一部の抗不安薬など
制限なし 医師の判断 ベルソムラ、デエビゴなど

睡眠薬の中でも、オレキシン受容体拮抗薬(ベルソムラやデエビゴなど)は日数制限がないものもあります。これは依存性のリスクが比較的低いと考えられているためです。

▼睡眠薬の処方を受けている方は、ぜひゾルピデム(マイスリー)の特徴についてもご確認ください。
【薬剤師監修】ゾルピデム(マイスリー)とはどんな薬?期待できる効果や副作用を解説

新薬と麻薬の日数制限

新しく承認された薬は、薬価収載から1年間は原則14日分までの処方となります。これは、市販後に副作用の情報を集めながら、安全性を慎重に確認するための仕組みです。

麻薬に指定されている薬についても、14日分または30日分までの上限があります。がんの痛みなどに使われる医療用麻薬は、厳しい管理のもとで処方されています。

ご自身の薬が新薬や麻薬にあたるかどうかは、薬剤師に聞くと教えてもらえます。気になることがあれば気軽に相談してみましょう。

薬剤師に処方日数について相談する様子
公開状態ではないブログパーツが呼び出されています。

長期処方を受けるときの注意点

長期処方を受けるときの注意点

通院の負担を減らしたいときには、長期処方を希望する方も多いと思います。ただし、長期処方にはいくつか気をつけたい点があるので、事前に知っておくと安心です。

長期処方が認められる条件

長期処方は、症状が安定していて、副作用の心配が少ない場合に検討されます。高血圧や脂質異常症など、慢性的な病気の薬で多く見られる対応です。

一方、新しく治療を始めたばかりの薬や、用量を調整している途中の薬は、短めの日数で経過を見ることが多くなります。これは効果や副作用を丁寧に確認するためです。

長期処方を希望する場合は、診察の際に医師へ相談してみましょう。

はなせる薬局 薬剤師

生活の状況や治療の経過を踏まえて、無理のない日数を一緒に考えてもらえます。

分割調剤という選択肢

長期処方を受けても、一度に全部の薬を受け取ることに不安がある方には、分割調剤という方法があります。分割調剤とは、1枚の処方箋を複数回に分けて薬局で受け取る仕組みのことです。

たとえば90日分の処方箋を、30日分ずつ3回に分けて受け取ることができます。薬を保管する手間が減り、体調の変化があったときに薬剤師へ相談しやすい利点もあります。

分割調剤を希望する場合は、医師や薬剤師に伝えてみましょう。詳しい仕組みについては厚生労働省のページにも情報があります。長期処方や分割調剤について不安なことがあれば、医師や薬剤師に気軽に相談してみましょう。

▼薬の受け取り方を見直したい方は、ぜひオンライン薬局の活用についてもご確認ください。
オンライン薬局とは?利用の流れやメリット・デメリットを解説

処方箋の有効期限にも注意

処方箋の有効期限にも注意

処方日数とあわせて知っておきたいのが、処方箋そのものの有効期限です。せっかく長い日数の処方を受けても、期限内に薬局へ持って行かないと薬を受け取れなくなってしまいます。

処方箋の有効期限は4日間

処方箋の有効期限は、発行日を含めて4日間と決められています。土日祝日も含まれるので、金曜日に発行された処方箋は翌週の月曜日までが期限となります。

期限を過ぎてしまうと、その処方箋では薬を受け取れなくなります。再発行には改めて受診が必要になるため、早めに薬局へ持参するようにしましょう。

はなせる薬局 薬剤師

旅行や長期出張などで4日以内に薬局へ行けない事情がある場合は、診察の際に医師へ伝えておくと、有効期限を延長してもらえることもあります。

リフィル処方箋という新しい仕組み

2022年からは、リフィル処方箋という仕組みも始まりました。リフィル処方箋とは、1枚の処方箋を最大3回まで繰り返し使えるものです。

症状が安定している方が対象で、医師がリフィル可能と判断した場合に発行されます。通院の頻度を減らせるため、忙しい方や通院の負担を感じている方にとってメリットがある仕組みです。

ただし、向精神薬・麻薬・新薬など投薬量に限度がある医薬品や湿布薬は、リフィル処方箋の対象外です。ご自身の薬で使えるかどうかは、医師や薬剤師に確認してみましょう。

まとめ

処方箋でもらえる薬の日数は、原則として医師の判断で決められますが、向精神薬や麻薬、新薬などには法律で上限が設けられています。睡眠薬や抗不安薬を使っている方は、ご自身の薬がどの区分にあたるか知っておくと安心です。

長期処方や分割調剤、リフィル処方箋といった仕組みもうまく活用すれば、通院の負担を減らしながら治療を続けやすくなります。気になる点があれば、医師や薬剤師に遠慮なく相談してみてくださいね。あなたのペースで、安心して治療を続けていきましょう。

公開状態ではないブログパーツが呼び出されています。

はなせる薬局オンライン|スマホで完結。処方せん受付から服薬フォローまで

関連記事

▼ 処方箋の有効期限は何日?期限切れの対処法も解説

「処方箋の有効期限は発行日を含めて原則4日間です。」

▼ 処方箋だけ欲しい時はどうする?受診の必要性と方法を解説

「診察なしで処方箋だけもらうことはできません。」

▼ 処方箋のオンライン対応とは?仕組みと使い方をやさしく解説

「処方箋のオンライン対応の仕組みと使い方を薬剤師が解説。」

▼ 処方箋はどこの薬局でもいい?選び方と注意点を解説

「処方箋はどこの薬局でも使えるのかを薬剤師が解説。」

処方箋
お薬 処方日数 処方箋
気に入ったらシェア!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
人気のタグ
OTC おすすめ お薬手帳 お薬相談 オンライン服薬指導 オンライン薬局 オンライン診療 デメリット モバイルオーダー リフィル処方箋 不眠 事前送信 便秘 保険適用 内科薬 再発行 処方箋 処方薬 市販薬 待ち時間 抗うつ薬 抗不安薬 抗精神病薬 有効期限 服薬 漢方 漢方薬 生理痛 痛み止め 相互作用 睡眠改善薬 睡眠薬 第1類医薬品 自由診療 薬の受け取り 薬代 薬局 調剤 調剤報酬 調剤薬局 費用 郵送 鎮痛薬 電子処方箋 飲み合わせ
人気記事
  • 【薬剤師監修】レキサルティは何の薬?効果が出るまでの目安、副作用、飲み合わせ、離脱症状まで解説
    【薬剤師監修】レキサルティの効果はいつから?離脱症状・やめ方
    2026年4月10日
    処方薬
  • 【薬剤師監修】抑肝散(ツムラ54番)の効果|飲み続けた結果と寝る前服用
    【薬剤師監修】抑肝散(ツムラ54番)の効果|飲み続けた結果と寝る前服用
    2026年4月21日
    処方薬
  • 【薬剤師監修】クエチアピン(セロクエル・ビプレッソ)とはどんな薬?期待できる効果や副作用を解説
    【薬剤師監修】クエチアピン(セロクエル・ビプレッソ)とはどんな薬?期待できる効果や副作用を解説
    2026年6月22日
    処方薬
  • 【薬剤師監修】アルプラゾラムとは?太る噂・運転の注意・効果を解説
    【薬剤師監修】アルプラゾラムは太る?寝る前の飲み方・副作用
    2026年6月22日
    処方薬
  • 【薬剤師監修】クービビック(ダリドレキサント)の効果や副作用は?基本の飲み方・注意点・よくある質問を解説
    【薬剤師監修】クービビックは半錠にできる?お酒と効かない時の注意
    2026年4月21日
    処方薬
すべてのカテゴリー
  • お薬
  • クリニック・受診
  • 処方箋
  • 処方薬
  • 市販薬
  • 服薬指導
  • 漢方
  • 病気との付き合い方
  • 薬局
  • プライバシーポリシー
  • 会社概要・編集ポリシー・著者情報

© 2026 話せるメディカル inc.

目次
オンライン薬局を使う